Factors of proteolysis

30日よりアーカイブが開始される抗加齢医学会主催の研修会の教科書が届きました。

※抗加齢医学(アンチエイジング医学)会

https://www.anti-aging.gr.jp/

アンチエイジング医学会と呼ばれることもあり、主には「美容」の学会かな?と思っていました。しかし、総会に参加してみると「フレイル」の内容が非常に多いことに気付きました。

理学療法士になった時からずっと「治療」に焦点をあてた知識と技術を磨いてきましたが、クリニックに勤務しだしてから介護分野に関わることが多くなりました。

そして地域包括ケアセンターや保健師、市の介護福祉課の職員とお話をさせていただく中で、地域のクリニックの医師・理学療法士・言語聴覚士などが、より地域の高齢者と関わる機会を持つことに期待をされていることを知りました。

その為積極的に地域に出向くことにしています。昨年行ったのが伊丹市内の「イキイキ100歳体操」を主催する各地域のリーダーのみを集めた勉強会。今年は伊丹市介護福祉課主催の「家族介護者教室」。テーマは「フレイル予防」についての講師をさせていただきます。

毎年様々な場所でお話しさせていただき、かねこ脳神経外科リハビリクリニックを知ってもらえる機会にもなっているので非常に嬉しく思っています。

そんな介護分野にこそ〝抗加齢学会=加齢に抗う”にて学んだ知識を地域に還元していきたいと考えています。

その一つとして、今回テーマであげたのが「Factors of proteolysis」(タンパク質分解の要因)についてです。

結論からいうと、「塩分」の取り過ぎが筋中のタンパク質分解を促進する要因となり得るということです。

塩分の取り過ぎが高血圧の一因となることは、よく知られていますよね。しかしそれ以外にも皮膚では炎症に関与したり、筋肉のオートファジー、つまり蛋白質の分解を促し、筋肉を溶かしてしまう作用があるということが研究でわかっているそうです。

つまり、やせの大食いの中には、塩の取り過ぎに注意の必要な人がいるかもしれません。

詳しくは、香川大・西山成先生

http://www.kms.ac.jp/~yakuri/3-2_profile.html

※文献は有料で抜き出せていません。機会があればアップしますね。

高血圧治療中の患者さんでは、1日6g程度の食塩摂取がよいとされています。ラーメン1杯の塩分量が5-6g程です。

高齢者の方は現在の筋肉量を落とさないことがフレイル予防の観点で重要です。また若い方でも筋トレしてるのに筋肉がつかない!という方。もしかすると塩分取り過ぎてるかも!

ぜひ日常生活のできるところから、減塩をこころがけるきっかけにしてみてください(^^)

かねこ脳神経外科リハビリクリニック

リハビリテーション科 部長

介護保険サービス担当責任者

理学療法士 伊藤哲朗

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